1号線てくてく(24) おわりに

【旅を終えて、コーヒーロールの感想】


まさか本当に500kmを自分の足で歩けるとは、この旅を企画する前には思っていませんでした。
私の妄想の中の「歩いて遠くまで行ってみたい」という大冒険の夢に、3人が一緒に行きたいと言ってくれた時、とてもうれしかったけど、本当にやるの!?と我ながら信じられない気持ちがありました。

いろんな人に無謀だと言われ、反対されながらの、初めての歩き旅。
出発して5分で、こんなに暑いなんて思わなかった、と3人に文句を言った一日目。
行ったことがあった大磯をすぎて、もうこの先知らない土地だらけか、とすごく怖かった二日目。
毎日自炊ができないぐらい疲れきる日程、テン場選びの失敗、4回も電車に乗っちゃったこと・・・
旅の最後までちっとも進歩せず、ぜんぜん頼りなく情けない発起人でした。
みんなが辛かったと言ったことはだいたい私の判断ミスや、計画の甘さのせいです。

思い返すと後悔がいっぱいある旅だ。
ごめんなさい。
でも、私にとっては本当に3人がいてくれてよかったなあって思ってます。
みんながいたからいつも元気を出して歩けました。

ゴールの前の日、お決まりの「歩いてんの?どっからきたん?」ときいてきた通りすがりのおばちゃんが言ってくれた言葉、「すごいなあ、あんたらもう、なんでもできるわ~」という言葉が、この夏のいい思い出とともに心にずっと残っています。

この旅をしなかったら、こんなうれしい気持ちや、できないと思ってたことをやってみた新しい自分や、遠く離れた場所もちゃんと道路で繋がってると思えたこと、しょくパンとよもぎむしパンとくるみパンの優しいところ、強いところ、とか、本当に分かってよかったたくさんのことに出会えなかったと思います。
だから、毎日毎日暑くて大変で、辛いと思う時もあったけど、そして富士山がなぜか一度も見れなかったのがちょっと残念だったけれど、とても楽しくて最高のいい旅でした。
みなさんありがとうございました。


歩いた道(1号線)

2007年東京から大阪まで歩き旅の記録・完

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